先週『トリック』の最新映画版を借りに行ったんですが、
案の定全部貸し出し中だった為に、
ふと目に入ったトムクルーズ主演の映画『ザ・エージェント』を借りて帰りました。
内容は、主人公(トムクルーズ)が噛ませ犬に徹し、
会社の利益の為に、
選手の家族やファンの気持ちを犠牲にして
有能な選手をどんどん引き抜き、他のチーム等に売り込む…
だが、ある日そんなやり方に嫌気が差し会社に噛みつく…。
そして会社を辞める間際に
『お前ら!会社の噛ませ犬のままでいいのか!?』
『噛みつく奴は俺について来い!』
と言うが、彼に着いて来たのはたった一人…。
他の人たちは分かってるのだが辞めらない…。
利益の為だけに自分を殺し、会社の噛ませ犬になる道を選ぶ…。
ストーリーの前半部分ですが、
なるほど…と共感しました。
この後主人公はどん底に落ち込みますが、
「自分の信念を信じ」這い上がり、
最後はハッピーエンドで終わる作品です。
しかし、自分が一番心に響いたのは、
物語の1時間45分辺りのシーンです。
唯一のエージェントである落ち目のアメフト選手ロッドが、
年俸が低いのはエージェントの交渉が悪い!
試合で自分が活躍できないのは周りの選手のサポートが下手クソだからだ!、
自分がスター選手になれないのは、運が悪いだけだ!等、
常に不満ばかりで
それなりのプレイしかしないロッドに業を煮やし、
『お前がチャンスを掴み成功できないのは!!ハートが足りないからだ!!』
と、トムクルーズが叱咤したシーンです。
今の自分に言われてる気分になりましたw。
と言うことで、
運や技術や才能も大切ですが、
やっぱり一番大切なのはハートだと感じさせる作品でしたね。
負け犬や噛ませ犬から脱したい人は是非見ておくべき映画だと思います。
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