今日はカレーじゃなくちょっとだけ真面目な話です。
円滑な人間関係を築く上でつい見落としてしまうのが、
自分の事ばかりを考えてしまい、
回りに目を向けなかったりします。
とあるメルマガに下記の内容がありました。
とても素晴しい内容だと感じましたので
共有できればと思い、
ここに載せさせて頂きます。
もちろん反対意見等有りだと思いますが、
今の自分の考えや生き方に凄く共感しました。
ここから↓
人間の本能的な欲求は大きく分けて2つあります。愛に対する欲求と自己実現への欲求です。生まれたばかりの赤ん坊でも母の愛がほしくて泣き、抱いてもらえばその欲求が満た
されて泣きやむ。人間は生まれながらにして、愛に対する欲求を持っているのです。
異性の存在に目覚めてからは、それこそ異性と愛し愛されたいがために、男女を間わずさまざまな努力をするわけですが、なにも恋愛対象となる異性からだけではなく、一個の人
間として愛を与えられることにも大きな喜びを感じるものです。
もし誰からも異性として認めてもらえない、誰からも人間として尊重されない方がいたなら、その人の魂は生きる希望を見失ってしまうかもしれません。人間は一人では生きてい
けないとはよくいいますが、それは人間として認められて、愛情を交換することができなければ生きていけないということです。
一方で、自己実現への欲求とは、自分の能力を活かすことによって、いかに世の中に影響を与えられるか、世の中のためになるのか、そのことによって自分という存在を価値のあ
るものにしたいという欲求のことです。
どんなに才能のあるプロ野球選手でも、見ている人の一人もいないスタジアムでホームランを打ったところで、その欲求は満たされません。満員の観衆が見ている前でホームラン
を飛ばし、大歓声を浴びながらダイヤモンドを回るから喜びになる。
翌日のスポーツ紙を読んで、勇気づけられる人がいるから喜びになる。まったく誰も関心を持ってくれなかったとしたら、ホームランなんてその人にとってはなんの価値もなくな
ってしまうでしょう。
この2つの本能的な欲求、愛に対する欲求と自己実現への欲求を持つ人間の魂にグイッとエネルギーを注入してあげる行為が、人をほめてあげるということなのです。
ところで、犬が他の犬に向かって「いい毛並みしてるねえ。君がちゃんと行儀よくしているから飼い主も手入れしてくれるんだね」なんてほめたりはしませんよね。他者をほめる
文明を持っているのは人類だけです。
これは他者に自己を認められないと生きていけない人間の弱さでもありますが、ほめ合うことにより自信がついて、次のステップへと自分を向上させる意力を作り出すことができ
るという、人間だけに与えられた知恵でもあります。
いったいいつから人類が他者をほめることを覚えたのか、それに関する資料を見つけることはできませんでしたが、案外、狩猟採集に頼っていた時代から「こんなに獲物をしとめ
てくるなんて、お父ちゃんスゴイ!」なんていうほめ言葉がきっかけで、もっとほめられたいがために、新しい狩りの道具を生み出したりしたのかもしれませんね。
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